2012年12月31日月曜日

Weihnachten von Deutschland ドイツのクリスマス


ドイツのクリスマスは世界一楽しい、という友達からの助言で、私はクリスマス前にドイツへ行った。最大の理由はそれだった。
そんなクリスマスへの期待は予想を簡単に遥かに超えたのでした。

家族や親戚と過ごすのがヨーロッパのクリスマス。まるで、日本のお正月みたいだった。
ドイツのクリスマスは12/24の16時までが大忙し。みんな準備に追われ、クリスマスツリーもその日に飾る。
16時を過ぎたら、ゆっくり始まり、クリスマスの歌をみんなで歌い、お酒を飲み、プレゼントを渡しあい、ディナーをし、教会へ行く。
ドイツへついてまだ1週間もたっていない私に、家族や親戚がプレゼントを用意してくれていた。少しだけ、家族の一員になれた気がした瞬間だった。
 しかし、私は、少し飲みすぎ、時差ぼけで、教会には行けず寝てしまった。
もっと、たくさん思い出はあるけれど、長くなるのでここまでにしておこう。

写真はいろんな場所のクリスマスツリー。










そういえば、クリスマス前に、おばあちゃんと、スーパーへ行ったら、毛糸を発見。
私はとりあえず毛糸を購入した。写真は毛糸たち。

日本では、100均、手芸店でしかみたことないから、スーパーで見たとき、初めてのドイツでの毛糸に興奮した。
しかも、赤い毛糸は100g。ご飯、ビール、ワインの量も大きいサイズだけど、毛糸も大きいなら、大きくても嬉しいと、思えた瞬間だった。
(日本では普通50gか、40g巻きしかないのだ。)



買った毛糸でプレゼント入れの大きな靴下を作った。
少し徹夜したので、頭の中で、「母さんが夜なべーをして~」という歌が流れた。
電子編み機の編み込み模様機能と、平編みと、たっぴ返しの靴下。
無事電気もショートせず、繊細な電子編み機が動いてくれたのでほっと一安心。

プレゼントは日本の絵本と、もくロック
もくロックは大人たちに大人気だった。理由は5種類の木があり、それぞれの持つ色合いが繊細だったからだろう。

もくロックは鎌倉のinu it furniture で購入したもの。







みなさま、よいお年を!!

2012年12月29日土曜日

習い事


豊田市足助香嵐渓




編み教室に通いだして早2ヶ月半。
2ヵ月半の出来事をハイスピードでお伝えいたします。

貝沼信子先生は、相変わらずパワフルでした。

2ヶ月目にさしかかっては、私が奇声をはっしながら、きゃー!すごい!なにこれ!というので、先生はかなり苦笑いをしていた。でも、本当に電子編み機ってすごい頭がいい。というか、作った人、なんなの!?ってくらいよく考えられている。
うまく乗りこなすことすら出来ないうちは、使いづらいせいなのか、と思っていたけど、ちゃんと習えばそんなこともなく、今では、かなり乗りこなせている気がする。

始めはカーディガン作成。
少しづつ形が出来ていく様子はどきどきとはらはらでした。
先生が簡単にやってみせることを私は何回もつまづき今でもつまづく。
出来たカーディガンはというと、ウール100% で、平編みのみで構成されております。
ボタンはよく、カウチンセータに使われる、レザーのくるみボタン。



カーディガン作成で使用した新アイテムはニットリーダーという機械。
これは、パターンを引いて、計算なしで、形を作れる優れもの。
もちろん計算しないでいいだけで、アナログなのは変わらないが、記憶する機能も備え持っているので、どこまで編んでいるのかを、覚えていなくてもこの子があれば大丈夫!




次に勉強したのは、電子機能。
電子機能で必要な新アイテムがまたまた、登場。
それは、カラーチェンジャーというもの。これは、最大4色までの編み込み模様が作れる優れもの。
簡単に言うと柄作成する上で4色まで使用可能な機械なのだ。
さらには、糸をいちいち変えなくても、かけたままで、らくらく、ぽっち!と、交換できるのだ。



 
 
そうして、ならい始めてだいぶたったころに、機械に不具合が発生。その不具合は出発のわずか10日前だった。
アワワワワ・・・。どうなっちゃうのか。
オークションで買ったことを何回悔やんだか・・・。電子基盤がほとんどさびていて、全部品交換しないと、2年も持たないらしい状況だった。


しかし、やっぱりプロはすごい。短時間で修理が完了した。本当は自分の眼で見て解体、分析、修理できるくらいの事までしたいのだが、それはまた、いつか。

とりあえず、目標である。電子機能もすべて習いおえ、無事ドイツにもってこれました。
電子編み機は古いミシン台の机においてこんな感じになっている。



そして。つくづく思う。

人生の節々に、師匠がいることで、大きく物事の捉え方が変わるという。
本当だ。

ここまで出来たのも、先生と出会えたからなのであって、覚えたことをまずはものにするために毎日編み機を触り続けたいと思う。

2012年12月24日月曜日

gute & nein





gute & nein いいと、違う


ドイツでのコミュニケーションについて。

何を言ってるのかほぼさっぱりわからない中、おじいちゃんと、一緒に大量のねずみを作りました。

ホストファミリーの夫婦以外はみんなドイツ語と、ジェスチャーでのやりとり。
なのに、私は数字と、ほんの少しの単語しか覚えずに旅立ってしまった。そんな中の出来事です。


今日はクリスマスの準備で飾りを作っていました。
私は折り紙の本を持ってきていたので、なんとなくとりだし、もくもくと作っていたら、

"maus........"

と、折り紙の本を見たおじいちゃんが、ねずみを子供のころに自分の母に教えてもらって、よく遊んでいたんだ。なつかしい。でも、作り方をもう忘れてしまって、孫に教えることが出来ない。と、私に話しをしてくれました。


なので教えてあげました。
私は "gute" "nein"のみを繰りかえし、教えることが出来たのでした。

でも、だからといって、ドイツ語を覚えなくてもやっていける!なんて思ってない・・・。


ねずみをつくるおじいちゃんと、クリスマースマーケットのへ行った時の写真。












そういえば、10月~の2ヶ月で電子編み機を猛特訓しました。
近々習ったことをすこしづつUPしていきたいと思ってます。

良いクリスマスを。