2012年10月7日日曜日

習い事

スカイツリーの成長を見た仕事場錦糸町

東京の家がなくなってから、3ヶ月弱、友人宅を渡り歩いてノマド生活に挑戦していた。

この8年間という東京生活でたくさんの友達ができて、すっかり東京人になったつもりで、名古屋になかなか戻ることができず、9月までずるずる、東京と、名古屋の往復をしていた。
私は基本無計画なので、突然のお宅訪問に文句一つもいわず、お世話をしてくれた方々に、たくさんこれから、恩返しできたらと思っている次第でありますが、、、いつになることやら。

野沢龍雲寺の盆踊り


とにかく、そんな生活は体が悲鳴をあげていた。
そして悟りました。
これから、海外を旅するのにあたって、無計画ではだめなのだと、つくづくつくづく体で実感しました。ただでさえ一度もいったことのない土地で、言葉も通じないのに、前までの私はなんとかなると、根拠無き自信で溢れていた。なので今回のノマド生活はいい経験となったのでした。



そうして私は10月から、ようやく腰を落ち着けて名古屋で生活をするようになりました。
実家のテラスで読書


なので、編み機教室なるものを探して、一番近い教室に連絡したところ、とってもステキな先生に出会えたのでした。
貝沼信子先生


最初手ぶらで行って話しをしたところ。
「3ヶ月弱で編み機をマスター? 前にもそんな子いたわよ!時間がないわ!とにかく編み機を持ってきなさい!」
といわれ、すぐ家に取りに帰ったのでした。
そして私は、このBrother topical-3 KH940を、オークションで手に入れたことを先生に怒られた。
愛しのtopical-3 KH940



理由は、よく、教室に、業者が、編み機を買い取りに来るらしい。そして、それを、業者がオークションで売り、動かなかったり、メンテナンスが出来ていない状態で買う人たちがいて、不思議でしょうがないし、かわいそう。だから、先生は、一切業者に売らないと。被害者を増やすだけだから、ゴミにすてる。と。
「よくあんな状態で買うわよ!本当にもう!」と怒っていた。

うううううう。。。
私のこの編み機は大丈夫なのだろうか。買った値段を言ったら、「馬鹿じゃないの!私にもっと早く出会ってたら!」
そして、無知でいることの愚かさと、先生のような方々の存在価値を、これからもっとたくさん開拓しなくてはと思ったのでありました。

そして、先生が私の編み機をみてから、おかしな点がわんさかわんさか出てきた。

あああーーー無情。無知の情け。それも勉強です。

おかしな点とは。。。
編み機の部品ごとの色が違い、テンションの部品も違う編み機のもので、3から4台を寄せ集めて一つの編み機にしたっぽい痕跡があった。
これは、知っていなきゃ気づきもしない。。。

部品入れカバーと、本体の色が違う。

電子部分と、本体の色も違う。
取っ手が割れていて、落とされた可能盛大。
この取っ手のつけ方は、先生いわくありえない!というかなんなの!

補助レールの左右の色も違う。

テンションは、KH940にもともとついていたものではなかった。
どうりで、説明書をみても、設置の仕方と、物が違っていて合わなかったわけだ。



そして、編めるか点検したが、キャリッジといわれる部品は、ねじが馬鹿になっていて、メンテナンスが出来ない状態。毛糸が絡まり、これでは、スムーズに編めない、重いはで、大変!と。
なので修理に出すことに。
先生の何十年来の付き合いのあるブラザーの技術者らしき人物に、修理を依頼することとなりました。


電子部分はとりあえず動いて、柄を編めることは確認できた。
しかし、完璧に動くかどうかはまだ、わからない状態。
とりあえず、キャリッジが直ってからまた、見るしかないとのことなので、とりあえずここまで。

これからの課題は、機械のメンテナンス、機械のことを知る。そして使いこなす。
なにより、やはり、機械のことを知ることが初めの一歩なのだ。
ハッキングよりなにより、機械のことを知らなくて何ができる。
先生に怖くてハッキングもしたいんです!なんて言えない。。。

つづく。