2018年9月25日火曜日

ポルトガル渡航記①

ポルトガル渡航記


まずは準備編

渡航のきっかけ。

ポルトガルの北部ギマラインスでコンテンポラリーテキスタイルビエンナーレがあり、インターナショナルエキシビジョンという展示ではコンペで世界中から作品を公募していました。
そのコンペを友達が教えてくれて応募したのがきっかけでポルトガルへ行くことになりました。
*コンテンポラリー | 現代的なという意
*テキスタイル |布地をデザインすることだが、 糸や、糸のようなものを使った作品も含まれる。
*ビエンナーレ | 2年に1回開催される美術展覧会のこと

出展作品は、今年の年初めに愛知県一宮市の「織り目の在りか」という展覧会で新作を発表したのでその作品の中から2点応募しました。
作品は旧作でもよく、新作の場合はプランでも可、というコンペです。
公募期間は2018年2月から3月
結果は4月に出て、
展示は9月から始まるというタイムラインです。


630人 62カ国  840作品の応募があり、最終的に52人 26カ国 59作品が選ばれました。
私はその中から選ばれたのですが、数だけだとなんかすごいのか?どんなビエンナーレなのだろうか、どれくらいすごいのか、全くわかりませんでした。前回の様子もありましたが、やはり、いまいちつかめませんでした。

しかし私は4月に結果が出て、嬉しさのあまり、勢いで1ヶ月の空港券を買ってしまいました。
3年前にテキスタイルや編みにかかわる場所や人を訪ねてリサーチをした旅をしてから次は作品を展示するまでは海外にはいかない!
と決めていたのでやっと行ける理由ができました。
その時のリサーチ渡航のまとめはこちらです。
https://togetter.com/li/829634


渡航費どうするよ?!

さて、選ばれたのはいいが、渡航費も滞在費も自費です。仕事としてお金を頂いて渡航できるまではまだまだなので、先行投資という理由で海外とのコネクションを作るために今回は行くことに決めました。


作家業とバイト半分くらいで生計を立ててるので、時間は調整できるけど、その時ある分が全て、というのが現状です。
助成金を調べたり、申請したりしました。
でも、もらえる確率は100%ではありません。それに頼ってもらえなかったら悲惨です。
いろんな人に相談したところ、作品を売ったらよいね。
では、個展?でも、個展は経費がかかります。違うね。
クラウドファウンディング?これも労力と時間が必要だね。
でも、今回の渡航をいろんな人に知ってもらえる機会になるね。

じゃぁ!自前の支援サイトを立ち上げて、webで作品を販売する。
ということをしてみたら?となりまして、期間限定で作品を販売することにしました。
今はそのサイトは見れないのですが、こんな感じで販売していました。






さて資金集めについては光が見えてきました。


現地の人とメールでの英語で展示についてのやりとりについて。

まずは契約を結びます。展示についていつまでに作品を送るなど、決まり事などが書いてありました。
私の展示方法で最大の難関は枠をどうするかです。2mx2mの枠を輸送するには、作品を送るより高くなってしまいます。下手したら渡航費と同じ金額くらいかかってしまうかもしれません。今回は一宮でお世話になったミラクルファクトリーの方に相談したら現地で作るのが一番でしょ!と。なり、展示の担当の方に相談しました。なるべく安く済んだら助かると。そしたら、作るよ!と言ってくれました。なんでも相談するべきですね。
なので、設計図を書いて、現地に見本も送りました。
現地での搬入の日程の調節もしました。これで、なんとか準備は整いました。


展示とは違う場所でのワークショップと作品販売することになる。

テキスタイルビエンナーレの展示が決まり、4月中頃に、海外での編み物つながりの友人もいるので何かあるかな?と思い、インスタグラムにポルトガルに行きます〜!なんかあったら教えてね!と、英語で投稿しました。
そしたら前からフォローしていてくれたEarlymadeのパトリシアからコメントが。
ワークショップか展示かなんかしない?と。
インスタグラム恐るべし!
前はブログから日本人の方が問い合わせしてくれることはあったけど、インスタグラムはさらに世界が広がりますね。

そして、なんと、そこには私と同じ編み機の機種、KH940があったのです。
では、ワークショップと作品を販売しよう!となり、やり取りするのですが全然前に進みません。

ワークショップの内容と、作品の写真を送るなどやりとりはしたので、大まかな内容は決まったのですが、細かなことは現地に行くまでは日程も決まらずとりあえず会ってから話すことになりました。行けばなんとかなるだろうと。不安もありましたがそう思うことにしました。
Earlymadeはポルトにあるセレクトショップと、ギャラリーと、編み機スタジオを併設したお店です。HPをみても、ギャラリーと、編み機のスタジオがあるなんてわかりませんが、リンクを貼っておきます。


現地に行ってからのWi-Fi 、海外保険、宿

基本編の基本なので、海外行かれてるかたは知ってるよ。。。って話なので飛ばしてください。

Wi-Fi 
ポケットWi-Fi?それは1ヶ月だと高すぎなので、なし。
では、なしで行動する?でもあった方が動きやすいよな、、、。
ということで、ツーリストSIMなるものがあることを聞いたので調べてAmazonで買いました。日本で買った方が気が楽ですね。現地だとなんかややこしいとか書いてあるので。そして、SIMは現地に着くまで差し替えてはいけないので注意を!私は気が早いので乗り換えの中国で早速変えてしまいましたが、何事もなく使えましたが、使えなかったら切なすぎました。
この方のを参考にしました。
https://anego-skyscraper.com/3-uk-sim/



海外保険
詳しい子に色々聞いたら楽天プレミアムだと海外保険もついて、空港のラウンジを使えるプライオリティーカードも手に入って乗り換え回数が多い場合は過ごしやすいよ!と聞いて楽天プレミアムにしました。

1ヶ月の保険に入るには高いので、年会費1万円だけど、カードについている海外保険にしました。他のカードでも年会費とかかからず保険付帯しているのもあると思うけど、ラウンジ使ってみたくて、楽天にしました。
今では、面白いほどポイントも貯まるしと、楽天ユーザーにどっぷり浸かってしまいました。
プライオリティーカードは、カードとは別なので必ず申請してカードを、ゲットする必要があります。私は知らなくて出発2週間を切ったときにしり、慌てて申請しました。
おかけで、乗り換えもなんかいつもと違う時間を過ごせてる気がしました。
空港のラウンジは飲食も無料で提供していて、過ごしやすかったです。
他にもいいものあるよってかたぜひ教えて下さい。


宿
心配性な私は日本で全て予約していきました。ブッキングドットコムで、予約しました。一つ後悔したのは、星の数をみないで予約してしまったこと。やっぱりユーザーの声は正直で最初のポルトの宿は外が夜中うるさすぎて寝れませんでした。星の数が多いとこは間違いないということは、後からわかりました。
これで準備編を終わります。

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