最近おもしろいFESに参加してきました。
一体どんなFESなのか?何をするのかFUJI ROCK ならぬ、FUJIMOCK FES です。
そのFUJIMOCK FESは富士山篇と、鎌倉篇の二部構成になっているのです。
今回の富士山篇で、きこりさんと間伐体験、森のワークショップを体験してきました。
そして、鎌倉篇では間伐した富士ヒノキを料理する、という、FESなのです。
西富士宮の駅を出たら、FabLab Kamakuraのゆうかさんと、 ホールアース研究所のピーマンさんのお出迎え。
西富士宮駅前にひっそりとある像
私たちはどこへ連れて行かれるのだろうか。なんてわくわくして、ピーマンさんの運転する車でお話しを聞きながら走ること40分くらい。田貫湖にある、ホールアース自然学校へ到着。
てんこもりのきこりさん3人衆の始まりのお話し。
間伐体験の説明に続き
きこりスタイル。オレンジのパンツは、特殊繊維でできていて、チェンソーの動きをとめてくれる優れもの。
間伐体験のレクチャー
プロの技をみてから、いざ出陣!
切る場所を決めて、のこぎりで木を切ります。
受け口を切り出しました。
そしたら、口に見えて顔に!
その後、ロープを道具を使わずに木にひっかけて、上にあげてみる。
これは、ロープをかけて、みんなで、ひっぱって、原始的な木を倒す方法なのです。
木を倒した後。
熟練した職人さんの場合は、段差ができずにきれいな平らの切り株になるのです。
私たちのは、がたがたでした。ご愛嬌ということで。
木を切り倒した後、持ちかえる分をカットしてもらってる姿。
チェンソーの振動が木に伝わって、みんなで座って体感。
かなりの振動で楽しかった。
間伐体験のあと、田貫湖で、お昼ごはん。
田貫湖で散歩する人もいれば、キャンプができたり、なんといっても、富士山が一望できる!
ステキなスポットでした。お昼の時間はちょうど富士山は雲に覆われていました。
休憩した後は、森のワークショップ!
森を愛するかたと、針葉樹、広葉樹、日本の森の面積などなど、いろいろ勉強しました。
人工林は暗いが、原生林は花も咲いていて、自然の色がたくさんあって、陽の光もあって、とてもきれいなのですが、夢中になっていろいろみていたら、写真を撮り忘れてしまいました。
ここは、原生林。
終盤は、きていたみんなとも、打ち解けて。とても楽しい時間でした。
そして、最後は、みんなで、感想を話して、「きこりって本当にいたんだ! 」
と、日常ではない、新しい体験をし、森のパワーと、森を守る方々のパワーを知ることができました。
体験にきた私たちを見送るきこりさん。
まだ、森にいたい気持ちを残して、車の中で話しにも盛り上がり、わたしたちは今日始めて会ったにもかかわらず、なんだか不思議なほど、同じ思いを体験できたことで、仲良くなれたような気がしました。ありがとうございました。
そして! 家に持ってかえってきた、富士檜をこれから、乾燥させるために丸太を製材します。お父さんの仕事を手伝うのを口実に仕事場にて作業。
まずは、皮を剥ぐ。
不思議なことに、私たちが体験した時の檜がカビになるらしい。カビ発生情報がありました。
月の満ち欠けにに関係しているらしく、間伐した日がちょうど、そんな日だったらしいのです。
さて、私のは??
とりたてで、すぐ皮を剥いだ富士檜は、カビになっていました。
しかし、皮を剥いでいないものは、大丈夫だった。どうやら、皮には殺菌作用があるので、カビにならなかったのでは?と、お父さんが教えてくれました。
剥いだ後の皮。
木の皮は、瓦屋根の下に使用されることが多く、土葺(つちぶき)に使用されるそうです。
土葺は瓦の下に土を置いて葺くもので、べた葺と筋葺(すじぶき)とがある。(Wikiより引用。)
のみではいでいきます。持って帰ってきてから、約10日経っているけど、皮を剥ぐとみずみずしかった。
作るものを決めて、丸太をレッツ製材! ここは、危ないので、お父さんがカットしてくれました。
約25センチの高さの丸太を機械でカットしているのに、かなり、力も要り、さっと!切れるわけではなく、意外に時間がかかったので、あの大きな木を切っているなんて、どれだけ大変なんだ。と思うのでした。
カットした木を乾燥させます。細い木を間に挟んで乾燥。ただ置木をくのはよくないらしい。
ここから2週間待って、製作にとりかかります。
素材を採って、それを使えるように手塩にかけると、なんだか、ただの木、されど木というもので。
毎日毎日、お父さんに、今日の富士檜の様子を聞いてしまう。
まだ、湿ってる。とか。とか。
生地を作るうえで、素材を自分で採って、糸にして、染めて、生地にして、、、そんなこともいつかしてみたいなー。
作るものは、knit にかかわるものを作る予定。次回に続く。
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