豊田市足助香嵐渓 |
2ヵ月半の出来事をハイスピードでお伝えいたします。
貝沼信子先生は、相変わらずパワフルでした。
2ヶ月目にさしかかっては、私が奇声をはっしながら、きゃー!すごい!なにこれ!というので、先生はかなり苦笑いをしていた。でも、本当に電子編み機ってすごい頭がいい。というか、作った人、なんなの!?ってくらいよく考えられている。
うまく乗りこなすことすら出来ないうちは、使いづらいせいなのか、と思っていたけど、ちゃんと習えばそんなこともなく、今では、かなり乗りこなせている気がする。
始めはカーディガン作成。
少しづつ形が出来ていく様子はどきどきとはらはらでした。
先生が簡単にやってみせることを私は何回もつまづき今でもつまづく。
出来たカーディガンはというと、ウール100% で、平編みのみで構成されております。
ボタンはよく、カウチンセータに使われる、レザーのくるみボタン。
カーディガン作成で使用した新アイテムはニットリーダーという機械。
これは、パターンを引いて、計算なしで、形を作れる優れもの。
もちろん計算しないでいいだけで、アナログなのは変わらないが、記憶する機能も備え持っているので、どこまで編んでいるのかを、覚えていなくてもこの子があれば大丈夫!
次に勉強したのは、電子機能。
電子機能で必要な新アイテムがまたまた、登場。
それは、カラーチェンジャーというもの。これは、最大4色までの編み込み模様が作れる優れもの。
簡単に言うと柄作成する上で4色まで使用可能な機械なのだ。
さらには、糸をいちいち変えなくても、かけたままで、らくらく、ぽっち!と、交換できるのだ。
アワワワワ・・・。どうなっちゃうのか。
オークションで買ったことを何回悔やんだか・・・。電子基盤がほとんどさびていて、全部品交換しないと、2年も持たないらしい状況だった。
しかし、やっぱりプロはすごい。短時間で修理が完了した。本当は自分の眼で見て解体、分析、修理できるくらいの事までしたいのだが、それはまた、いつか。
とりあえず、目標である。電子機能もすべて習いおえ、無事ドイツにもってこれました。
電子編み機は古いミシン台の机においてこんな感じになっている。
そして。つくづく思う。
人生の節々に、師匠がいることで、大きく物事の捉え方が変わるという。
本当だ。
ここまで出来たのも、先生と出会えたからなのであって、覚えたことをまずはものにするために毎日編み機を触り続けたいと思う。
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