八田さんのアトリエ |
たくさんの knit をみるべく、スウェーデンへ向かいました。
今回はこの3つ。
1.Stockholm のNordiska museetの knit caffe
2.Göteborg のknit 作家 八田妙子さんのアトリエ訪問
3.Stockhoim , Goteborg の毛糸屋さん巡り
まずは初日、直行で向かったNordiska museet 毎週水曜日17時~20時は無料で入場ができ、私が行ったのは水曜日で、無料でした。
何が始まるのか、どんなことをするのか、HPを見ても私は理解が出来なくて、終始きょろきょろ。17時くらいからちらほら人がやってきて、おのおの今手がけているknit を編みだします。どうやら、knit caffe なので、飲み物や食べ物をほおばりながら、ゆっくり始まるみたいです。こんな感じなのね、と私も2週間前から始めた初めての棒針編み練習をしました。
そして、互いの作品を見せ合い、情報交換。天井が高く、広い空間で家で編むのとは違う感じで開放的。swedenの人がknitをする理由の多くは、リラックスできるからと言っていたのが、とても印象的でした。私がknitをする時の思いとはまた違い、ハッと少ししたのでした。ゆっくりゆっくり、knitが少しづつ糸から形になっていく様を見ながら、丁寧に丁寧に作るから、この国のknitは愛らしいのかな。
ステキなニットを着た方に声をかけたら、折り紙を教えることに。左の方の着ているニットは、ノルウェーのOLEANA というブランド。
ミトンを編む人や |
ベストを編む男性 |
そして、18時からknit meeting Anna-karin Lundberg さんが登壇。 ここにきて初めて知りました。とってもステキなホームページ。なによりもAnna さんが手で編まれたニットが触って見れてしまう。こんな機会に偶然でくわすなんて。彼女のknit は教会の壁画をデザインソースにした柄が特徴的なのです。
Anna さん |
続いては・・・
Göteborg のknit 作家 八田妙子さんのアトリエ
八田さんは30年Swedenに住んでいて、手編み、機械編み、織り、テキスタイルのことならなんでも知っている。作品は、家庭用編み機を使って作っていて、皆さん口をそろえて言うのが、織りのような、ニットという評判があるのです。日本で年2回の展示会を行っている工芸ニット作家さんなのです。
八田さんを知ったきっかけは、鎌倉のhyggelig の方から教えてもらったのがきっかけ。そのきっかけでSwedenに行き、ついにお会いすることができたのです。
アトリエに入ってすぐに目に入った最初にも登場した編地のサンプルたち。糸と編み方、無限の組み合わせがあってサンプルつくりは作り出したら永遠に続いてしまう。ニットを愛する八田さんは長年続けても探究心はおさまらないという。
話していて、テキスタイル一通り全部は出来るけれど、手法がニットになった一番の理由は糸、編み方、形全部自分の好きなように思うままに作ることが出来るからと。言っていた。八田さんの作るニットは、Swedenのにおいと、着る人を優しくつつむとってもいい素材を使って出来ている。そんな風に感じたのでした。
Swedenの民族衣装の本 |
Göteborg 発祥のBOHUS |
ブラザーの編み機は電動で編んでくれる機械付き。こんなのがあったのか!とブラザーはここまで作っていたのに、生産中止なんて悲しいですね。
八田さんお忙しい中ありがとうございました。
Stockholm と、Göteborgには毛糸屋さんがたくさんありました。今のところ、私が行った国の毛糸屋さんには、日本の糸が必ずおいてある。日本の糸が好きな人も多い。
Gamlastan にある毛糸屋さん1 |
Stockholm Gamlastan にある毛糸屋さん2 この店主はknit も、織りも、更には糸を染めています。 他にはない色の糸が手に入るお店。工房はこのお店の地下にあるのです。 |
Göteborg の毛糸屋さん1 |
Göteborg 八田さんに教えてもらった老舗のボタン屋さん。 |
Göteborgの毛糸屋さん2 |
Göteborgの毛糸屋さん3 |
最後にゲリラニット Stockholmaと、Göteborgで偶然発見したもの。
今回のSweden への旅はニットに始まりニットで終わったのでした。
次はSwedenの街、美術館などのの写真をUPしようかな。後半へ続く。
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